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ひでちゃんのこと。
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「満面の笑みの秀君が僕の頭の中や心に浮かんできます。
秀君が高き世界で唯々“よろこびそのもの”として“よろこんでよろこんで”生きているという想いをすごく感じます。
僕らの前にいた明るい人気者の秀君そのままが存在しているのを感じます。
秀君から貰った優しさと勇気が今も心の中で響いています」
 
「ひでちゃんの最後の春をあの宇治の地で一緒に過ごせたこと、
まるで何かにひきよせられるように出会ったことを、
やはり偶然ではなかったのだと思います。
ひでちゃんと過ごした日々は私にとってもかけがえのない宝物です」
 
秀和が逝ってしまってから三カ月が経とうとしています。
辛くて怖くて悲しくて悔しい三年間の厳しい闘病でした。
秀和はその間一言も弱音を吐かなかった。
私たちにそれ以上の辛い思いをさせないための優しさでした。
秀和は強い子でした。
 
冒頭は昨年入退院の合間に京都宇治の生長の家練成道場で研修生として学んだ時の仲間たちから、最近送られてきた手紙の一部です。
秀和は宇治で「生命は生き通し」を学び、「おれの天使はここにいる」と言えた彼女もできました。
 
秀和のお葬式の時に本当にたくさんのお友達が来てくださって私たちはとても驚きました。
学校でもバイト先でも、秀和の周りはいつもこんなにたくさんのお友達がいて、秀和を愛してくださっていたんだと感無量でした。
 
肉体から放れ、もう自由自在になった秀和はまたいつも通りみんなを愛し、明るく語っているようです。「お返し」といってはなんですが、秀和が宇治で学んでいた雑誌を、5回分ですが送らせて頂こうと考えました。
時々は思い出してやってくださると嬉しいです。
皆様のご健康とご活躍を祈念いたしております。
 
平成19年5月 小竹秀和の父母より
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合掌 ありがとうございます。
益々お元気で頑張っていらっしゃることと存じます。
宇治は中講堂の裏手の大きな大きな金もくせいの木が先達まで、香りを大拝殿の辺り一面に漂わせていましたが、それも終わりかけて、紅葉も色づきを増し、美しい静けさの中に宇治の諸行事は進められています。
秋というのは何か人恋しい想いの深まる季節ですね。
 
先日、久都間繁 講師のブログ「ashikabi」を見ていましたら「悲しみの奥に聖地がある」という一文の中に竹内さんのブログのことがあり、リンク先がすぐ分かり、よませて頂きました。
 
小竹さんとの出会いの(魂の)きっかけは私も知りませんでしたし、その後のことも知らなかったので、“ああ、そうだったのか・・”と、よく分からせていただきました。
 
小竹さんのご家族の愛に満ちた環境にいらしたことも何か“よかったなー”と思わせて頂きました。幸せだったんですね。小竹さんは・・
 
その上、あなたという愛する対象を得て、短い人生でしたが本当にお幸せだったと思うことが出来て、私の心が喜んでいます。
 
はじめは小竹さんの積極的なアプローチからはじまり、はじめはそれほどの気持ちもなかった竹内さんが徐々に魅かれていくようすが手にとるようにわかります。
 
あなたの異性のみならず、人間全体に対して何となく心を開いていず、さして結婚願望もなく、恋人が欲しいとも思わず、生きておられた(ご両親に対してさえも、心を開かずにおられた)あなたの心が、春になってあたたかい太陽とやさしい光とあたたかな風とで、凍っていたものが、とけて、あたたかさを、やさしさを、明るさを、愛を、感じとれるようになられた経緯がよくわかります。
 
小竹さんの愛の力だったんですね。
 
あなたに出逢えた小竹さんも幸せでしたが、小竹さんに出逢えたあなたもお幸せでした。
 
私は夫と遠距離の期間が三年間の間の二年間ありました。
それこそ、逢いたくて逢いたくて声が聞きたくてという、手紙を待って待って、気が変になるくらい、焦れたものでした。
でも私には一緒になれるという未来が約束されていましたから、待てましたが、あなたは彼が東京に帰られてからはお辛かったと想像がつきます。
そしてお別れ・・
 
あなたのご文章をよんで、涙を流し、最後の長田部長のメールのお言葉で、ドッと感動の涙が流れました。長田部長に、お伝えして、二人で又、想い出を話したことです。
長田部長「ashikabi」のこともご存知なくて、ご自分のお返事が出ていることもご存知なかったのですが、私がたまたま見つけて、私がさし上げた手紙までかいて下さって、うれしいことでした。
 
少しでも、あなたのお力になれたことがうれしかったです。
よくのりこえられました。
 
想い出は尽きないでしょうが、ブログにかかれて、一つの区切りになって、さらに新しい一歩がふみ出せますようお祈りしております。
 
深く深く愛された喜びと幸せをかみしめ、感謝して、ますます愛を与える人生を進んで下さい。
益々のご生長をお祈りしております。
再拝
 
十月二十五日
                                  榎本一子


かずこ先生、本当にありがとうございます。
また勝手にお手紙を掲載してしまってごめんなさい。
この手紙で私は改めて幸せな人間だと、思わせていただきました。
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