ひでちゃんのこと。
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ひでちゃんが亡くなってしばらくの間、私のところにはひでちゃんからのサインがたくさん来ていましたが、それでももっと、彼がそばにいる、という確証が欲しくて、いわゆる「見える」人のところへ何度か行ったことがありました。
彼からの具体的なメッセージが欲しかったのです。
私は特に見えるわけでも、霊感が強いわけでもなかったので第三者から彼のことを教えて欲しかったのでした。
なぜ私たちは出会ったのか、なぜひでちゃんはこんなに早く逝ってしまったのか、私はこれからどうしたらいいのか、答えの出ない問いを追い続けて、誰でもいいから教えて欲しい、という気持ちだったのだと思います。
もちろん生長の家を学んでいますから、死はない、ということは知っています。
ひでちゃんは体は亡くなっても生きている、ということも分かります。
でもやっぱり悲しいし寂しいし、誰かから「彼はあなたのそばにこういう風にしていますよ」言ってもらえたら、どれほど慰められるだろうかと思ったのです。
でも何度かそういう所へ行って聞いてみても、「これはひでちゃんの言葉だ」とは思えないのでした。聞いても聞いても府に落ちないのでした。
だんだん、ひでちゃんはこういう形ではメッセージを送らないんじゃないか、他人の口を借りて伝えるのは、きっと好まないのだということが分かってきました。ひでちゃんはひでちゃんのやり方で、サインをたくさん送ってくれているじゃないか、それでいいんだと思えるようになりました。
時間が少しずつ経って、少しずつ泣く日も減り、普通の幸せな日を過ごせるようになった時、私の中でいろんな伝えたい想いがふくらんで、このブログができました。
去年だったと思いますが、ある誌友会でこのブログのことを話したことがありました。
その時の参加者のほとんどは、ブログを読んでくれていて、しずかにあたたかく私の話を聞いてくれました。
それ以降はほとんど、求められないかぎりこの話をすることはなかったのですが、今年のひでちゃんの命日が過ぎたころ、あの誌友会に参加していた友達の一人が突然わたしに言ったのでした。
「あの誌友会の時、よしみちゃんがブログの話をしていた時ね、彼がよしみちゃんのとなりにいて、“ありがとう ありがとう”って言ってたんだよ」
私は彼女に霊感があるなんて全く知らなかったし、彼女も言うつもりはなかったのですが、ずっとその時のことが気になっていたと言いました。
「ああ、やっと言えた。よしみちゃんはすっごく守られてるから大丈夫だよ。よしみちゃんのご両親も、彼のご両親もすごくよしみちゃんを想ってる。彼は本当によしみちゃんに幸せになってほしいと思ってるんだよ」
突然の言葉に面食らったものの、ああ、これは確かにひでちゃんの言葉だ、と思いました。
彼女は、私に初めて会った時から彼のことは見えてた、とも言いました。
ひでちゃんはきっと、彼女に自分が私のそばにいることを伝えてくれ、とは言っていないのだと思います。ただただ、今までずーっとそばで守っていてくれたのだと思います。
たまたま彼女に見えてしまったので、私にも教えてくれた。
でもそれは私がこの3年間、待ち続けていた言葉でした。
ひでちゃんは最初から私を解放して、無条件で愛していてくれた。
だから私も解放しようと思いました。
このブログに想いを込めたあとは、自分を解放しよう。
ちゃんと幸せになるように生きていこう。
だからこれでこのブログはおしまいです。
ときどきそっと取り出して眺める宝物として大事にしながら、ゆっくり自分の人生を楽しんで生きていきたいと思います。
ひでちゃん、ありがとう!
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