ひでちゃんのこと。
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お見舞いのときのエピソードです。
ひでちゃんの病室で、一緒にしゃべっていたら、看護婦さんが何か用事でひでちゃんのベッドのところに来ました。
私を見て、にこにこしながら
「お友達ですか?」
と聞きました。
そうしたらひでちゃんは、はっきりと
「彼女です」
と言いました。
一瞬、看護婦さんの表情が曇りました。
私はその表情で、今ひでちゃんがどんな状態にあるのか悟りましたが、すぐに打ち消しました。
ひでちゃんは、まるで自分に確認するように、はっきりと私のことを「彼女です」と紹介してくれました。
私も「ひでちゃんの彼女なんだ」と自分に確認するように思いました。
なんだか、とても誇らしい気持ちになりました。
ひでちゃんにとって私という存在が特別であること。
私にとってひでちゃんという存在が特別であること。
その一言で私たちはお互いの存在の意味を確認し、讃え合っていたのかもしれません。
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