ひでちゃんのこと。
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ひでちゃんというのは、私の恋人です。
ひでちゃんは2007年2月28日に26歳で天国へ逝きました。
私とひでちゃんは2006年の3月に京都にある生長の家宇治別格本山という場所で出会いました。私は軽度のうつ病、ひでちゃんは脳腫瘍という病気を抱えていました。
お互い何か確かなものを求めて、これが最後の手段という気持ちで宇治へやってきました。
そこで私たちはすばらしい体験をたくさんしました。
ひでちゃんと過ごしたのはたった一年。その短い時間の中で、私たちは出会い、恋をし、ひでちゃんは何かをやり遂げてあっという間に私の前から去ってしまいました。
私は彼の死を前にして、しばらくの間呆然としていました。そのうちに大きな悲しみと寂しさと共にしなければなりませんでした。この喪失感をやわらげるには、たくさんの涙を流して、時間をかけて少しずつ向き合っていくしかありませんでした。
その中で私に確かなものが残りました。彼の命は死んでいないということ、今も変わらず私や家族や友人を愛して見守ってくれているということ、体があろうがなかろうが私は彼を心から愛しているということ。喪失感とは別の場所で、確信できたことでした。
このブログをまとめようと思ったのは、彼の死を通して体験したことを、ちゃんと伝えていかなくちゃいけないんじゃないかと感じたからです。私は彼の人生のほとんどを知りませんが、彼の最後の一年を、恋人として過ごしたことは、とても大きな意味があると思うからです。
この体験が誰かの役に立ってくれたらと思っています。
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